◆ 青梅・即清寺の八十八ヶ所お遍路と「幸せの鐘」
2025年1月19日(日)
参加者:5名(女性 1 男性 4)
ちょっと曇っていますが、
雨は大丈夫だろうという雰囲気
Iさんはスマホ修理に出かけなきゃいけなく、
残念ながらキャンセルです
予定通り中野島駅を7:55に出発
立川で青梅線に乗り換えます
青梅線は青梅駅~奥多摩駅間を
「東京アドベンチャーライン」という愛称で
PRしていることから
ラッピングが施されています
計画の一つ手前の石上前駅が即清寺に近く、
ロウバイ通りというのもあるので
咲いていることを期待して石神前駅で降車
駅前の雰囲気が以前に来たことがあるかなと、
みんな感じていろいろ考えましたが
思い出せません
日頃の行いが良いので
天気も回復して晴れてきました
記念撮影後、即清寺を目指します
写真右上の山頂近くの鉄塔付近が目的地です
多摩川に近づくといい香りが
ロウバイの香りです
きょろきょろ探すと咲いていました
満開状態です
ロウバイの向かい側には壺などが
並べられていて
「ご自由にお持ちください」と書かれた
不思議な家が?
好文橋という人道橋で多摩川を渡ります
海から66kmの場所だそうです
中野島付近は海から25kmぐらいなので
約40km上流です
多摩川はちょうど淵になっている部分で
深い部分は青緑色で綺麗です
多摩川を渡るとロウバイの並木がありました
綺麗に咲いています 香りも最高です
散歩中の方に記念撮影をお願い
即清寺を目指して歩いていると
不思議な家を発見 占い師学院??
どんな勉強をするのでしょう?
即清寺につきました ここにもロウバイが
この辺はロウバイの里のようです
「山内新四国八十八ヶ所札所霊場入口」と
書かれた大きな案内柱があります
立派なお寺です 大きなモクレンもあり、
つぼみが大きくなっています
さぁー、八十八ヶ所巡りの開始です
一番札所:徳島県:霊山寺:釈迦如来様から
スタートです
登り口には金剛杖が置かれています
ちょっと急な上りですが、
ゆっくりと札所を巡ります
各札所には石碑が立てられていて、
本尊(釈迦如来、薬師如来、他)が
描かれています
スズメバチの環境調査を行っている場所も
ありました 夏場は要注意です
三十二番と三十三番の間に八十二番があります
何故なのでしょう???
半分の四十四番を過ぎたところから山道です
木の根が盛り上がっていて、結構悪路です
番外で金毘羅寺がありました
八十七番の後、
なかなか最終札所:八十八番が見えません
丸太階段があり、その先に見えました
八十八番札所です
八十八番札所は香川:大窪寺:薬師如来様です
八十八ヶ所巡りの後は「幸せの鐘」を
目指します 歩いていくとすぐでした
平成30年4月に「展望台」が作られ、
「鐘を響き渡らせ、
多くの人に幸せを届けたい」との趣旨で
令和3年5月に「幸せの鐘」が
設置されたそうです
ここからは遠方まで見渡せ、
西武ドームを望むことも出来ました
空気が澄んでいるときは「スカイツリー」も
見えるそうです
時間に余裕があったので、ここまで来たら
山頂を目指そうということで
<眺望が良い巻き道>と書かれた案内板方向へ
途中から杉林の中に入ると
「奥の院」への案内板があり、
そこを目指します 何だか冷えてきました
きつい急坂で息が切れます
奥の院が見えてきました
到着しました 標高が高いせいもあり、
冷気を感じます (標高584m)
霜柱が立っていて
手水鉢の水がガチガチに凍っています
口ひげがある不思議な像があります
誰だか解りません
ここで昼食を摂ることに
寒いですがUさんがお湯を沸かしてくれたので
お茶で温まることが出来ました
昼食後は冷えるので早々と下ります
杉林の中をたったか降りていきます
即清寺まで戻りました
安全に巡礼できたお礼を兼ね、
再度お参りします
ロウバイの香りに満たされながら
石神前駅を目指します
散歩中のお婆さんによると
今年はロウバイの開花が早いそうです
石神前駅に2:22着
次の電車まで待ち時間があったので
駅近くの石神社の大イチョウを見学に
木のまた部分にはナンテンが着生していました
青梅で乗り換えて河辺の温泉の予定でしたが、
青梅線にグリーン車が導入されることとなり、
春のダイヤ改正までは
グリーン料金不要の「グリーン車お試し期間」
という情報をAさんが仕入れてきて、
タイミングよく乗れたので、
河辺温泉はパスして帰宅となりました
グリーン車は揺れも少なく
快適な乗り心地でした
福生付近では雨模様でしたが
中野島到着時は曇りで雨には当たりませんでした
本日参加の中に晴男か晴女がいたのでしょう
ロウバイの香りに満たされた
楽しい一日でした
【おまけ】
ロウバイは漢字で「蝋梅」と書き、
名前に「梅(ウメ)」が付いていますが、
ウメ科の品種ではありません
ロウバイ(蝋梅)は、ロウバイ科です
名前の由来は、
花びらが蝋(ろう)細工のような半透明で、
花の色が蜜蝋 (ミツロウ)に似ている、
また、花のカタチが梅(ウメ)に似ていること
から『ロウバイ(蝋梅)』となったという
説があります
※ 花は良い香りがしますが、
ロウバイの葉や種は有毒です
口にしないよう注意しましょう
ロウバイ科には
「クロバナロウバイ(黒花蝋梅)」という
チョコレート色の花を咲かせる個性的な
落葉低木があります
フルーティな甘い香りがするそうです
花の色は、外側の花びらが
「黒に近い赤褐色のチョコレート色」で、
中心部は「ワイン色」になり、
蕾(つぼみ)が開いていく色合いと
甘い香りを楽しめるそうです